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  今、心の診察室では
 

【第22回】

全身の痛み、心療内科で受診を

今、心の診察室では

線維筋痛症1

 全身のあちらこちらの筋肉や関節に痛みが生じる。この原因不明の痛みが3カ月以上続く。そして、全身に18カ所ある「圧痛点」を指で押し、痛い場所が11カ所以上あると、これを「線維筋痛症」という。痛みには差があり、重症ケースではちょっと触れるだけでも跳び上がってしまう。今、注目の疾患で「心療内科で診療すべき疾患です」と、日大板橋病院(東京都板橋区)心療内科の村上正人科長はいう。

 これまで、患者の多くはさまざまな診療科をドクターショッピングし、正確な診断や治療が受けられないままになっていた。そういった患者を1人でも多く救い出そうと、昨年3月、線維筋痛症調査研究会が発足。患者、医師、マスコミ、行政など多くの人々が協力し、それが大きなパワーとなって国を動かし、ついに昨年10月、厚生労働省科学特別研究事業となった。

 「心身症(ストレスが原因となって身体疾患を起こす病気の総称)の1つとして10年以上前から学会で発表していました。ところが、ほとんど注目されませんでした」。村上科長はこれまでに線維筋痛症の患者を数多く治療してきたこともあり、患者がどんどん増えている。「一般内科や精神科などでは線維筋痛症と正しく診断されず、ヒステリーとか神経症として扱われているのがほとんどです」。それが、ついに注目をされ始め、線維筋痛症と診断されていない患者たちにとっては朗報である。

 班長は聖マリアンナ医大難病治療研究センターの西岡久壽樹センター長。村上科長は班員として、さまざまな診療科から患者を掘り起こすべく動いている。「患者さんたちは、痛みがどうして起こるのか分からないことから不安が強いのです。正しく診断がつくだけでも不安が軽減されることになります。だから、さまざまな診療科の先生方に注目していただきたいのです。やっと日本リウマチ学会などでも注目され始めました」。

 線維筋痛症の患者は、全国で数十万人はいると推測されている。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

線維筋痛症

 全身に原因不明の痛みが起こるだけではなく、多くの不定愁(しゅう)訴を呈する。環境や状況の変化・心理的ストレスで病態が影響を受けるといった心身症としての側面を持っている。身体症状では不眠、頭痛、月経困難症など。精神症状として抑うつ、いらだち、焦燥、攻撃性など。
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