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  今、心の診察室では
 

【最終回】

一長一短あり主治医と相談を

今、心の診察室では

うつ病の薬

 うつ病治療の中心になっているのは「薬物療法」。それも「抗うつ薬」の服用である。効果は「意欲をこう進させる」「気分を高揚させる」「不安や緊張を解消する」などがある。

 「ただ、服用する薬によって改善効果に強弱があります。また、薬と患者さんとの相性もあります。抗うつ薬は効果が表れるまでに多少時間がかかる点と、自律神経にも働きかけてしまうので、副作用が表れやすいという弱点があり、その改善が課題です」。初台関谷クリニック(東京都渋谷区)の関谷透院長はそう指摘する。

 その抗うつ薬。現在使用されているのは「三環系、四環系抗うつ薬」「SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」「SNRI(選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)」が中心である。

 うつ病の発症のメカニズムの有力な説は、脳内の伝達物質の受け渡しがスムーズにいかないために起こるという脳内メカニズム障害。神経細胞から神経細胞への情報伝達には、さまざまな神経伝達物質があるが、とりわけセロトニンとノルアドレナリンが重要な役割をしている。

 三環系・四環系抗うつ薬とSNRIは、セロトニンやノルアドレナリンが元の神経細胞に再び取り込まれるのを阻害する。それによってシナプス(神経細胞間のすき間)に神経伝達物質が減少しないのである。SSRIは再取り込みの阻害がセロトニンだけに行われる。

 「三環系は効果が表れ始めると強力ですが、それまでに時間がかかり、服用すると副作用(口の渇き、便秘、発汗、排尿困難、目のかすみ)の方が先に現れるという弱点があります。四環系は抗うつ効果が三環系より早く副作用も少ないのですが、抗うつ効果自体は三環系より弱いという課題が残りました。SSRIは四環系の抗うつ薬より高い効果が早く表れます。副作用としては吐き気、おう吐、下痢など。SNRIはSSRIより副作用が少なく、効果も1〜2週間くらいで出ます。ただ、うつに効きすぎて躁(そう)状態を引き起こすこともあります」。

 とまれ、主治医と十分話し合って、最も合う薬を選択すべきである。(終わり)

【ジャーナリスト 松井宏夫】

SNRIと副作用

 最も注目の高いSNRIだが副作用は皆無ではない。口の渇き、頭痛、眠気などがある。服用中は眠気をもよおすので、車の運転をしないなどの指導を受ける。
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