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  この病気にこの名医
 

【第107回】

「痛みなくなればOK」は禁物

この病気にこの名医

痛風(中)

 「エネルギッシュでバリバリ仕事をこなし、競争心旺盛な働き盛りの男性の病気です」。

 痛風の診療の第一人者、東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター(新宿区河田町)の山中寿教授(50)は言う。そして、こうも付け加える。

 「元気だけれど健康ではない人の病気、それが痛風です。自分は健康と思っている人がr−GTPが高かったり、中性脂肪や総コレステロール値が高かったりします。痛風の人はこのような人が多いのです。元気と健康とは違うのです」。

 これで、きちっと痛風の治療をすれば良いのだが、放置してしまう人が多い。この先には、実に多くの怖い合併症が口をあけて待っている。そこをしっかり認識してほしいのである。

 「合併症は痛風が重症化すると起きるとは限りません。症状のないころからも合併症が進んでいるケースもあり、だから怖いのです」。

 痛風の怖い合併症としては『痛風結節』『尿路結石』『腎障害』がある。

 ◆痛風結節 尿酸の結晶は関節だけではなく、さまざまな皮下組織に沈着。そして、瘤(こぶ)を作る。これが痛風結節。手の甲、かかと、膝、耳などにでき痛みはない。

 ◆尿酸結石 尿酸値が高く、尿が酸性化するとミネラル成分が溶けにくく結石ができてしまう。もちろん、尿酸それ自体が結石をつくるケースもある。事実、痛風患者の約20%は尿路結石持ちといわれる。

 ◆腎障害 腎臓は尿酸の排出口となっている。尿酸がより濃くなると腎臓のフィルターに尿酸の結晶が詰まるようになり、腎機能が低下する。

 「その先は、腎不全、人工透析になります」。

 また、痛風患者は高血圧、高脂血症などを合わせ持っていることが多く、これらが組み合わさると動脈硬化が促進され、脳卒中、狭心症・心筋梗塞といった血管病を引き起こしやすくなってしまう。

 痛風は痛みがなくなれば大丈夫、という病気ではなく、しっかりコントロールしていく病気なのである。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆痛風の名医◆

 ▽帝京大学医学部附属病院(板橋区加賀)内科藤森新教授
 ▽長瀬クリニック(板橋区徳丸)長瀬満夫院長
 ▽千代田朋仁クリニック(千代田区神田和泉町)痛風外来赤岡家雄院長
 ▽東京慈恵会医科大学附属病院(港区西新橋)腎臓・高血圧内科細谷龍男教授
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