日本のロコ・ソラーレの連勝がストップした。前回平昌五輪準決勝で敗れた「メガネ先輩」こと金ウンジョン率いる韓国に5-10で敗れ、2敗目を喫した。連勝は4で止まった。

午前の試合では地元の中国に8エンドを終えて10ー2と圧勝。石の研磨がされた後の試合で、18年平昌五輪の経験を生かした。日本は4勝2敗で2位タイをキープ。

【カーリング】ロコ・ソラーレ、平昌の雪辱ならず/ライブ詳細

流れが変わったのは2-1とリードして先攻で迎えた第3エンド(E)だった。メガネ先輩こと金ウンジョンに最終投でダブルテークアウトを決められて一挙3点を失う。続く第4Eでも1点をスチールされる。第5Eに2点を返して反撃ムードをつくりかけたが、直後の第6Eに2点を奪い返され、続く第7Eにも1点スチールを献上し、4-8と流れを取り戻せない。第8Eに1点を返すも、第9Eで2点を奪われ、5-10になったところで、相手の勝ちを認めるコンシード。鈴木が「今日の相手は何でも決まる」と嘆くほど、相手の強さが際立った。それでも藤沢は「負けの試合は学ぶことが多い。いかにカムバックできるか。改善点を話し合いたい」と前を向いた。日本は4勝2敗。韓国は通算3勝3敗のタイに戻した。