日本のロコ・ソラーレが2連敗を喫し、4勝3敗と後退した。

第7戦の相手は銅メダルを獲得した18年平昌五輪の3位決定戦で接戦を演じた英国。第1、3エンドで3点を許す苦しい展開。後半も反撃できずに第8エンドを終えて4ー10となった所で、敗戦を受け入れた。

【カーリング】ロコ・ソラーレ、英国に10ー4で敗れ4勝3敗に/ライブ詳細

第6エンドには不運もあった。

NO1を持って投げたスキップ藤沢五月のラストショットがゴミをかんでしまい、急失速。中心にドローをすればいいショットだったが、2点を獲得できた場面で1点止まり。4ー7と迫れずに、逆転の勢いをそがれた。

4連勝の後の2連敗。10カ国が総当たりで試合を行い、上位4チームが準決勝に進む戦いで、正念場を迎えた。

昨年9月、世界最終予選の出場権をかけた北海道銀行との決定戦では、2連敗後の3連勝で北京への道を開いた。

「私たちは自分たちで好んでしているわけではないんですけど、毎回、毎大会、崖っぷちに立たされることが多い。その度にチーム全員で乗り越えてきた。その度に自分たちらしい試合をいかにできるか。本当にカーリング界の神様に試されているのがいまで、泣いても笑っても2022の五輪は最初で最後。しっかり自分たちのやりたいパフォーマンスを氷の上でできるようにしっかり臨みたい」。

藤沢は「神様」という言葉を出し、試練に向き合う覚悟を示した。1次リーグは残り2試合。16日には米国戦が待つ。