日本選手団最年少の村瀬心椛(17=ムラサキスポーツ)が2位で予選を突破した。村瀬は安定した滑りをみせ、2本目に81・45の高得点をマーク。日本の冬季五輪史上最年少メダル獲得に前進した。

村瀬は「初めての五輪を楽しもうと思った。やりたい技ができた」と満足そうに話した。

予選は28選手が出場し、上位12人が決勝に進出。岩渕麗楽(20=バートン)は2本目の67・00の11位で予選通過。鬼塚雅(23=星野リゾート)は50・18の15位で決勝進出を逃した。

岩淵は決勝に向けて「4年間、五輪のために練習をしてきた。明日はベストの滑りができるように頑張りたい」と話し、鬼塚は「4年間頑張ってきたけれど、足りない部分があった」と残念そうに話していた。

予選首位通過は、世界選手権2連覇中のゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)。芳家里菜(22=STANCER)は練習中の負傷で欠場した。

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