リオデジャネイロ・パラリンピック陸上女子400メートル(切断などT47)銅メダルの辻沙絵(22=日体大)が11日、世界選手権(14日開幕、ロンドン)出場のため羽田空港から出発した。

 先月の日本選手権は58~59秒台を狙っていたが1分0秒40に終わった。課題である後半の伸びを強化するために歩幅を広げるフォームの改良に取り組んだ。「やることはやった。死ぬ気で力を出し切って、メダル争いに絡みたいです」と気合を入れた。モチベーションを上げるため、ダイヤモンドネイルを施すなど女子力の高さもうかがわせた。