女子200メートル個人メドレー(運動機能障害SM9)で一ノ瀬メイ(21=近大)が2分42秒68で銀メダルを獲得した。

トップの中国選手に3泳法目の平泳ぎまでは食らいついたが、最後の自由形で大差をつけられ「(中国選手とは)平泳ぎまでは思ったより差がなく泳げた。ただ最後の自由形で5秒以上も離されてしまったのは、私の自由形の弱さが出た。逆にバタフライはあまり差がない泳ぎができた。そこは唯一評価したい」と、自分の成長と弱点を感じさせられたレースでもあった。

今大会は個人6種目に出場予定で「全種目メダルと自己ベストを目指している」という。最初の種目で自己ベストを出せなかったが「残りの種目ではメダルと自己ベストを出したい。中国が圧倒的に強いので、そこにどれだけ食い込めるか。そこは5日間、しっかり取り組みたい」と気合を入れ直していた。