丸川珠代五輪相は19日、参院内閣委員会の閉会中審査で、共産党の田村智子氏からパラリンピックでの医師、看護師の配置人数を問われ、「コロナ対応に従事していないスポーツドクターや潜在看護師を中心に競技数がピークとなる8月28日では、医師は120人程度、看護師は150人程度を想定している」と答弁した。

丸川氏は「地域医療に支障を生じさせずに確保できるように」としたが、医療崩壊が迫る中で「これだけ(医師、看護師が)いたら、どれだけの命が救えるか」と、田村氏から批判を突きつけられた。その上で「病床確保も宿泊療養施設を増やしたくとも医師、看護師の確保が極めて困難を極めている」とも指摘された。