東京オリンピック(五輪)のバスケットボールの組み合わせ抽選が2日に行われ、男子で世界ランキング41位の日本は19年ワールドカップ(W杯)優勝のスペイン(世界ランキング2位)、同大会準優勝のアルゼンチン(同4位)などと同じC組に入った。女子で世界ランキング10位の日本は前回優勝の米国(1位)、フランス(同5位)、ナイジェリア(同14位)と同じB組。男女とも相手は強敵ぞろいとなった。

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女子代表を率いるトム・ホーバス監督は「今まで相手が分からない中で準備してきた。これからはきれいな準備ができる。本当に楽しみ」と意気込んだ。

リオデジャネイロ五輪優勝の米国の印象は「めっちゃ強い」。前回大会では準々決勝で対戦。64-110で敗れたものの、第2クオーター途中に2点差まで迫る健闘も示した。フランスとも前回大会で対戦して、金星を挙げた。世界ランキングでは格下のナイジェリアについては「フィジカルに強い」と警戒する。

昨年12月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負ったエースの渡嘉敷については「間に合うかどうか分からないし、難しいかもしれない。本当に残念」。離脱したエースの穴を埋めるためにも、「チームすべてのポジションを良くしていかないと」と話した。