今夏に延期された東京五輪・パラリンピック大会について、組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、東京都、政府のオンライン5者会談が3日夜、行われ、海外からの観客受け入れの判断を3月中に行うことが決まった。また、観客数の上限についても4月中に判断することも決まった。出席した丸川珠代五輪相(50)が会談後、報道陣の取材に応じ、明らかにした。

丸川氏は会談について「新型コロナウイルスの変異株の影響が予測できない中、私の方から、この先の状況は非常に予測が困難なので、慎重な判断が必要だと申し上げた」と明かした。日本政府代表の丸川氏の意見に異論は出なかったという。