東京オリンピック(五輪)の延期を受け、鈴木直道知事(39)と札幌市の秋元克広市長(64)が26日、競技開催に向け情報共有するための意見交換を行った。

1年程度の延期で札幌市が会場となるマラソン、競歩の開催準備に時間的猶予が生まれる。鈴木知事は「この時間はチャンス。札幌市とより緊密に連携し、準備期間を効果的に活用し、さらに安全で確実に開催されるよう準備を進めたい。北海道活性化の起爆剤にしたい」と強い口調で話した。秋元市長は「早期に日程を決めてもらえたら明確な準備ができる。オール北海道でより万全な準備をしたい」と誓った。