東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が7日、都内で行った定例会見で、国際オリンピック委員会(IOC)が世界の全選手団にファイザー社製ワクチン提供すると発表した件について「より安心安全な大会を開催するということでの決定だ」と前向きに受け止める姿勢を見せた。

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以下、各競技の選手のコメント

◆空手男子組手67キロ級代表の佐合尚人 「なかなか答えることが難しい…。すみません」

◆空手女子組手61キロ級代表の染谷真有美 「正直、私は自分から打とうという意思はない。でも、それがルールであるのならば従おうという気持ち。とくに世間の声を気にしてというわけではないが、わざわざリスクを冒さなくてもいいかなという思いはある」

◆ボート男子軽量級ダブルスカルで出場を目指す古田直輝 「とてもありがたいこと。五輪に向かおうとしているスポーツ選手にとって、1度でも陽性反応が出ると、2週間は運動できなくなってしまう影響は大きい。強化合宿中も、そうじゃないときにも、かなりの制限がある中で行動している。そういう意味ではとてもありがたい。日本で暮らす人たち全員に早く行き渡るようになればとも、強く思っている」

◆ボート男子軽量級ダブルスカルで出場を目指す西村光生 「ありがたいことだと思う。こういう状況の中でワクチン接種を受けられることについては、感謝の気持ちがある。まずは世界全体のコロナの収束を第一に思っている」

◆ボート女子軽量級ダブルスカル代表となった大石綾美 「分からないです」

 

◆パラリンピック、ボート女子シングルスカル(運動機能障害PR1)代表の市川友美 「20代や30代の仕事をしている人に打った方がいいんじゃないかなとは思っている。ただ、海外から来る人が打っているのに、こっちの人は打っていないというのは、おかしいといえばおかしいかなと思う」