丸川珠代五輪相(50)が11日、閣議後の会見で、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの会場スタッフや国内メディアへのワクチン接種について「調整が進んでいることを承知している」と話した。

丸川氏によると、大会関係者に含まれる各競技場の会場スタッフやメディアらに対しても、米ファイザー社からのワクチン無償提供の対象者にと、国際オリンピック委員会(IOC)から組織委に提案があった。「選手と接触しうる方と大会運営に不可欠な人を対象者として、IOC、組織委らと具体的な対象者を固め、カテゴリーなどを精査して決めていく」と話した。