東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が25日、都内で会見し、来日中の国際オリンピック委員会(IOC)ジョン・コーツ副会長が東京・有明の競技会場を視察した際、関係者とひじタッチやハグをしたり、橋本氏もコーツ氏と近距離で顔を寄せ合って会話していたと指摘され「非常に気を付けないといけない」と反省した。

新型コロナウイルス対策ルール集「プレーブック」には、ハグや握手など物理的な接触を避けるようにとの記載がある。

橋本氏はコーツ氏と近距離で会話したことについて「マイクやイヤホンの状況があまり良くなくて、聞こえなくて、近くで声を聞いてしまった。すぐに指摘もあり離れた」と説明。「(ルール順守の)徹底をお願いする以上、主催者側がよりしっかりと行動管理をしなければならない。そうあらためて思っています」と、反省を繰り返した。