日本水連は14日、電話形式での常務理事会を行った。新型コロナウイルス感染拡大に伴って、延期になった4月の第96回日本選手権は今年12月、5月のジャパンオープンは21年2月に開催を目指す方針を決めた。

また1年延期となった東京オリンピック(五輪)の代表選考会は、来年4月上旬に8日間の予定で第97回日本選手権を兼ねての実施を目指すことも決めた。この3大会は、五輪本番会場の東京アクアティクスセンターを候補に含めて調整する。また五輪内定選手の取り扱いについて、競泳瀬戸は代表権を維持、飛び込みの寺内、坂井、荒井、三上は国際水連の決定に準じるとした。なお国際オリンピック委員会は国際水連など国際競技連盟に対し、すでに決まった五輪出場枠の維持を要望している。