【西武西口文也監督】記者がかいま見た素の表情 再建へ10代投手の名前も

ペナントレースが開幕しました。昨季91敗の最下位に沈んだ西武は今季、相手がV候補とされる日本ハムとはいえ、開幕3連敗。その後、雨天中止が2つ続くなど黒雲の船出になりました。

そんな中、就任1年目の西口文也監督(52)は担当記者の目にどう映ったか。再建への1歩目をブックマークとして残しておきます。

プロ野球

◆西口文也(にしぐち・ふみや)1972年(昭47)9月26日生まれ、和歌山市出身。県和歌山商―立正大を経て、94年ドラフト3位で西武入団。96年から7年連続で2桁勝利を挙げ、97年MVP、沢村賞。最多勝2度、最多奪三振2度、最高勝率1度。ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞3度。15年に現役引退し、17年に2軍投手コーチで復帰。1軍コーチを経て22年から2軍監督、25年から1軍監督。プロ通算436試合、182勝118敗、6セーブ、3ホールド、防御率3・73。182センチ、78キロ。右投げ右打ち。

開幕連敗「あぁ~、悔しいな」

3月29日 開幕連敗となり、引き揚げる

3月29日 開幕連敗となり、引き揚げる

3月29日、連敗。試合直後の西口監督の囲み取材が終わる。

余韻のある人だ。これは好みだけれど、一時期、私の好きな女性のタイプは「友達と笑顔で別れたあと、1人になってしばらく笑顔で余韻を残しているような感じの人」だった。

われながら面倒くさい好みだったと思う。それはさておき、余韻のある人には自然と声をかけたくなる。その場から自身を消さないということは、少なくとも周囲への「拒絶」の反応ではないから。

「おつかれさまでした」だったか「ありがとうございました」だったか、背中に声をかけた。

西口監督は時計回りに顔を少しだけ振り向かせ、わずかな間のあとに言った。

「あぁ~、悔しいな」

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。