【家族の力・ロッテ安田尚憲】現役駅伝指導者の父同様「派手さはなくとも自分らしく」

「家族旅行は一度も行ったことないですね」。父の日について、そう語ったのは、ロッテ安田尚憲内野手(26)。父功(いさお)さんは現役の駅伝指導者。仕事一筋で、家にいる時間はほんのわずか。派手な言葉も、目立った応援もありません。ただ、黙って見守る。そんな〝昭和の父〟との不思議な距離感が、今の安田選手をつくってきました。

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14年12月、大阪薫英女学院を率いて全国高校駅伝で優勝、胴上げされる安田の父・功さん。ドラフトで1位指名された17年は、安田も応援に駆け付けた

14年12月、大阪薫英女学院を率いて全国高校駅伝で優勝、胴上げされる安田の父・功さん。ドラフトで1位指名された17年は、安田も応援に駆け付けた

「家族旅行は、一度も行ったことがないんです」

「家族旅行は、一度も行ったことがないんです」。父との思い出を聞くと、安田は開口一番にそう言った。世間一般の〝父の日エピソード〟とは少し違う口ぶりだ。

功さんは、現役の駅伝指導者。熱心な仕事人間で、家にいる時間はわずか。休みは正月三が日のみ。高校の試合の時もスタンドにも姿を現さず、息子の高校時代の試合は近くでこっそりと見ていた。物陰から静かに応援する。それが、安田家の父親のスタイルだった。

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1999年5月生まれ。千葉県柏市出身。専大松戸中学から専大松戸高校に進学し、野球部マネージャーを経験。青山学院大学文学部フランス文学科に入学し、フランス語やフランス文化について学ぶ。
2022年4月に入社。同年10月から野球部配属でアマチュア野球担当、23年11月からロッテ担当を務める。
趣味はアイドル鑑賞。乃木坂、櫻坂、日向坂の他にもk-popやTIFなど、これまで数々のライブに参戦。ライブでレスをもらうことが生き甲斐で、推しの系統は常に笑顔を振りまく前髪をしっかり固めたキラキラ王道アイドル。猫を3匹飼っているが、1匹しか懐いていない。好きな食べ物はお好み焼き。