【ロッテ本前郁也】「腕がなくなったかと思った」らせん骨折から1年半ついに打者と対戦

24年春季キャンプで投球中に左腕を大きく痛め、上腕骨らせん骨折の重傷を負ったロッテ本前郁也投手(27)。「腕がなくなったかと思った」と振り返るあの瞬間から約1年半がたちました。リハビリを重ね、ついに打者相手に投げるまでに回復しました。けがの瞬間、復帰への道のり、そして支えとなった人々について語りました。

プロ野球

★本前投手が語った主な内容

〈1〉1年半前のけがの瞬間はどうだったのか

〈2〉お笑い芸人のあの人が励ましてくれました

〈3〉ファンからのメッセージも大きな力に

◆本前郁也(もとまえ・ふみや)1997年(平9)10月2日、札幌市生まれ。札幌光星では甲子園出場なし。北翔大ではリーグ戦通算14勝を挙げ、2年春、3年春秋に防御率1位で最優秀投手。19年育成ドラフト1位でロッテ入団。21年3月に支配下登録され、同年は8試合に投げプロ初勝利も記録。今季から育成契約。昨季まで通算21試合4勝4敗、防御率4・65。176センチ、82キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1100万円。

捕手の頭上を投球が越えた

ロッテ対楽天 3回表から登板したロッテ本前=2024年2月20日

ロッテ対楽天 3回表から登板したロッテ本前=2024年2月20日

あの日、何が起きたのか-。

24年2月20日、楽天との練習試合で登板。2イニング目の4回、投じた球が捕手の頭上を越えて大きくそれると、本前は左肩付近を抑えマウンドにしゃがみ込んだまま動けなくなった。

「最初は何が起きたのか分からなかったです。腕が飛んだ感覚があって、見たらくっついていて。最初は脱臼かなと思ったけど、腕がパカパカするし、うわ、なんだろうなって」

救急車で病院直行…即手術

ロッテ対楽天 4回表途中、投球の際に負傷するロッテ本前=2024年2月20日

ロッテ対楽天 4回表途中、投球の際に負傷するロッテ本前=2024年2月20日

トレーナーに支えられながらベンチ裏に下がり、そのまま交代。救急車で運ばれ病院に直行し、診断は上腕骨のらせん骨折。即座に手術となった。

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1999年5月生まれ。千葉県柏市出身。専大松戸中学から専大松戸高校に進学し、野球部マネージャーを経験。青山学院大学文学部フランス文学科に入学し、フランス語やフランス文化について学ぶ。
2022年4月に入社。同年10月から野球部配属でアマチュア野球担当、23年11月からロッテ担当を務める。
趣味はアイドル鑑賞。乃木坂、櫻坂、日向坂の他にもk-popやTIFなど、これまで数々のライブに参戦。ライブでレスをもらうことが生き甲斐で、推しの系統は常に笑顔を振りまく前髪をしっかり固めたキラキラ王道アイドル。猫を3匹飼っているが、1匹しか懐いていない。好きな食べ物はお好み焼き。