里崎智也×〝山の名探偵〟早大・工藤慎作 「駅伝みたいです」と納得したわけ/2

日刊スポーツ評論家の里崎智也氏(49)が学生陸上界ホープの〝信者〟に出前講義です! 箱根駅伝、山登りの5区の快走で〝山の名探偵〟と話題沸騰となり、今夏には学生世界一にもなった工藤慎作(早大3年)の熱烈愛に応え、練習拠点の所沢キャンパスを訪問。里崎流の進路決定方法、処世術、主将の生き方などをレクチャーしました。陸上、スポーツだけではなく一般人にも響く、目からうろこの格言の数々をぜひお読み下さい! 全5回でお届けします。

プロ野球

言葉を交わす本紙評論家の里崎智也氏(撮影・横山健太)

言葉を交わす本紙評論家の里崎智也氏(撮影・横山健太)

「でも、自分の夢があるなら…」

「次の選択は、次の次の選択のために」

里崎流の進路の決め方に共鳴し、早稲田入学を決めた工藤はいま、まさに「次の次」を決める状況を迎えている。

工藤大学を卒業して実業団に入るかどうか。野球でいうところの社会人なんですが、最近はプロ陸上選手という活動方法もあります。いろいろな選択肢があるので悩ましいと思ってます。

里崎マラソン1本で、五輪でメダルを取りにいくなら、プロランナーも有効な手段かもしれないね。実業団は企業のバックアップはもちろん、引退後に正社員で残れたり、保険的なメリットは多くあるはず。

でも、自分の夢があるなら、その弊害にならない選択の方がいいと思うんですよ。

ただ、お金は頑張ったらどうにかなるし、終身雇用の今後も危うい世の中で、その保険に頼らなくていい時代になってきてると思う。

神妙な顔つきで耳を傾ける工藤に、追加説明が続いた。

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2008年入社後にスポーツ部(野球以外を担当します)に配属されて17年。25年4月に初の異動で野球部へ配属となりました。競技経験はありませんが、現在は息子が通う少年野球チームで“球拾い”コーチとして奮闘中。記者としても、様々な話題を拾います。ツイッターは@KengoAbe_nikkan。二児の父です。クラフトビール好きです。