【宇野昌磨の言葉】4つの「q」への率直な思い/NHK杯フリー

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯>◇11月25日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇男子フリー

ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)がフリー1位となる186・35点をマークし、総合2位で自身6度目のファイナル(12月7~10日、中国・北京)出場を決めました。

ただ、演技直後の取材では、優勝した鍵山優真を何度もたたえた上で、4本のジャンプにおいて出来栄え点の減点対象となる回転不足を示す「q」マークがついたことについて、自分自身の感覚と判定とのズレについて率直な思いを口にしました。「宇野の言葉」としてお届けします。

フィギュア

NHK杯男子シングル成績


順位名前SPフリー合計
1鍵山優真105.51182.88288.39
2宇野昌磨100.20186.35286.55
3ルーカス・ブリッチギー86.42168.18254.60
4ニカ・エガーゼ81.30156.04237.34
5カムデン・プルキネン86.40142.92229.32
6ガブリエレ・フランジパーニ78.20148.95227.15
7デニス・バシリエフス82.14139.81221.95
8アレキサンドル・セレフコ75.85145.58221.43
9壷井達也64.63151.99216.62
10リュック・エコノミド74.24136.88211.12
11ウェスリー・チウ72.02137.14209.16
12ミハイル・セレフコ81.31126.27207.58
男子フリーで演技する宇野

男子フリーで演技する宇野

男子フリーで演技する宇野

男子フリーで演技する宇野

男子フリーで演技する宇野(撮影・前田充)

男子フリーで演技する宇野(撮影・前田充)

優勝した鍵山(右)と笑顔で記念撮影に納まる宇野

優勝した鍵山(右)と笑顔で記念撮影に納まる宇野

メダルを手に笑顔を見せる宇野

メダルを手に笑顔を見せる宇野

逆転ならず2位も
鍵山たたえ「彼にたくさんの称賛を送ってほしい」

フリーを終えて

――今の思いは。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。