三原舞依「日々が楽しくて忙しくて…」学業への探究心、今季の学び、誓った完全復活

三原舞依(24=シスメックス)が今季の経験を糧とし、自分なりの道を進んでいく決意を示しました。

3月11日、都内で行われた大学スポーツ協会「UNIVAS AWARDS 2023-24」の表彰式に出席。昨年は同協会の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」優秀賞を受賞しましたが、今年は同賞のプレゼンターとして登壇しました。

式典終了後には、3試合の出場にとどまった今季を総括。現在は甲南大大学院2年生ですが、4月以降も同院に在学することを打ち明けました。学業にも打ち込みながら、来季の完全復活を狙います。

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大学スポーツ協会の「UNIVAS AWARDS 2023-24」表彰式に登壇した三原(2024年3月11日撮影)

大学スポーツ協会の「UNIVAS AWARDS 2023-24」表彰式に登壇した三原(2024年3月11日撮影)

4月以降も大学院在学継続「もっと研究を深く」

――今日のお衣装はパンツスタイルでした。ポイントなどはありますか

三原 うーん(笑い)。いつもはスカートが多いんですけど、プレゼンターは初めてなので、ちょっとおとなっぽくシックな感じで選びました。

――初めてプレゼンターを務めた感想はいかがですか

三原 昨年はこの表彰式で受賞する側でしたが、それがすごくうれしくて、今回もプレゼンターというお話をいただいて、それもすごくうれしかったです。ぜひやらせていただきたいという思いでした。昨年は(元女子レスリングの)登坂絵莉さんと、(柔道男子の)阿部一二三さんがいらっしゃっていて、登坂さんとはお知り合いになることができました。そうした方々と同じように、プレゼンターという立場で表彰式に出席することができてすごく光栄です。これからもっともっと頑張りたいと思いました。

――三原選手ご自身は大学院2年生ですが、この3月で卒業ということになるのでしょうか

三原 いや、まだ卒業はしなくて。もっと研究を深くしたくて、あと2年、大学院に在籍します。(本年度は)論文も少しずつ書いていて、単位も取り終えていて、あとは修論だけという段階に早い時期からなっていたんですけど、世界中にありとあらゆる論文があって、日本語だけではなく、海外の論文も読みながら進めていて、勉強していく中でもっと詳しく研究したいと思いました。長期履修(のコース)を選ぶことができたので、そこに進んでいくことになります。

――今はどのようなテーマの研究をされていますか

三原 今は心理学を中心として、スポーツをしてきた自分の経験を生かしながら、いろいろな要素が詰まった修士論文を書けたらと思っています。

――面白いと感じた論文や研究内容などはありますか

三原 本当にたくさんあって。日本ではトップアスリートに関する論文が少ないですが、海外であればオリンピック選手やトップのアスリートの心理を研究した論文があるので、それを読むこともあります。海外の論文は専門用語が難しかったりもするので、それもすごく勉強になりながら、頭がいっぱいなんですけど(笑い)。頑張っています。

「UNIVAS AWARDS 2023-24」で「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したア式蹴球部女子の早大・後藤若葉(左)とプレゼンターを務めた三原(2024年3月11日撮影)

「UNIVAS AWARDS 2023-24」で「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したア式蹴球部女子の早大・後藤若葉(左)とプレゼンターを務めた三原(2024年3月11日撮影)

悔しさ糧に来季へ「完全復活するという気持ち」

――昨年9月には右足首の疲労骨折もありました。あらためて、今季はどのように振り返っていますか

三原 結構悔しかったり、苦しかったりした時期も長かったんですけど、ケガの状態もだいぶ良くなってきていて、来シーズンへ完全復活するという気持ちもあります。今できること、今しかできないことをコツコツやりながら、今季の悔しさを糧として、前のシーズン(22-23年シーズン)よりもレベルアップできるように、新しいことにもチャレンジしながら、足りていないことも補って、体づくりをもう1度見直したいと思います。


日時大会名SPフリー合計点順位
23年11月NHK杯62.82109.82172.648位
23年12月全日本選手権67.70131.86199.565位
24年1月4大陸選手権65.18118.89184.077位

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。