【ゆなすみの言葉】「ミスしてもこういう点数をもらえる」アジア3位経験、高まる自信

【ソウル(韓国)=藤塚大輔】初出場の「ゆなすみ」こと長岡柚奈(19)、森口澄士(23)組(木下アカデミー)が、ショートプログラム(SP)で57・29点を記録し、9位発進となりました。強みとするリフトで加点をひきだし、ジャンプのミスをカバー。冬季アジア大会で獲得した国際大会初メダルも自信になり、納得の得点を獲得しました。前日練習後のコメントと合わせて、現地限定メディア限定の「ゆなすみの言葉」をお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇20日◇ソウル◇ペアショートプログラム(SP)

SP後のキス・アンド・クライでブルーノ・マルコット・コーチ(左)から声をかけられる森口澄士(中央)。右は長岡柚奈(撮影・藤塚大輔)

SP後のキス・アンド・クライでブルーノ・マルコット・コーチ(左)から声をかけられる森口澄士(中央)。右は長岡柚奈(撮影・藤塚大輔)

「すごくいい雰囲気で挑めていた」

ペアSPを終えて

―SPの点数も踏まえて、今日の演技を振り返ってください

長岡そうですね。内容としては、サイドバイサイドループで私がダブルになってしまって、そこがすごい練習すごい頑張ってきて、しっかり本番でやれるようにいっぱいトレーニングしてきたので、それが本番で出せなかったのがすごい悔しかったんですけど、今シーズン、スロージャンプで綺麗に決めることがあまりなかったので、それは本番でしっかり決めれたのですごく良かったなと思っていて。で、そのほか、リストとかデススパイラルは自分たちが狙っていたレベルだったり、GOEもらえてたりしているので、そこもちゃんと練習の成果が出せたかなと思っていて。で、落としてしまったレベルとかもあったんですけど、そういうところはまたコーチと確認して、世界選手権に向けて練習していきたいなと思います。

森口そうですね。やっぱり今回はサイドバイサイドジャンプがダブルになって、スピンでレベルを落とすっていう大きなミスが2つあったんですけど、でも自分たちが練習してきたスロー、デススパイラルとか、自分たちが得意としてるリフトでしっかりいいGOEが取れてミスの部分をカバーできて。いつもだったら1つミスしてこの点数だったところが、ミスしてもこういう点数をもらえるようになってきてるので、やっぱり次の世界選手権に向けて、このいいGOEをキープしつつ、今回ミスのあったスピン、ジャンプでいい出来栄えをもらって成功させるように頑張りたいと思います。

SP前の6分間練習に登場した長岡柚奈(左)森口澄士組(撮影・藤塚大輔)

SP前の6分間練習に登場した長岡柚奈(左)森口澄士組(撮影・藤塚大輔)

―途中でスピンがずれてきてしまったように見えましたが、いかがでしたか

森口あとでちょっと動画確認してチェックします。

―スロージャンプは、特にどのようなことを意識して本番でハマりましたか

長岡そうですね。練習でいつも注意されてる手のことだったり、タイミング、ちゃんと待つことだったり。そういうモホークからもスローは大事で。何回も言われているんで、モホークからしっかりと正しいモホークができるように、なんか色々1つ1つ丁寧に考えながら、それをしっかり体に実行することができたので、それで降りれたかなと思います。

SP前の6分間練習で手をつなぐ長岡柚奈(右)森口澄士組(撮影・藤塚大輔)

SP前の6分間練習で手をつなぐ長岡柚奈(右)森口澄士組(撮影・藤塚大輔)

―投げる側の森口さんとしてはいかがですか

森口そうですね。とりあえずいつもコーチに言われてることはもちろんですけど、しっかり柚奈ちゃんのモホークのタイミングでしっかり合わせて、それに反応できるように、頭に集中してやることをずっと考えていました。

―キスクラでは、コーチからどのような言葉をかけられましたか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。