【壷井達也の言葉】「人生の踏ん張りどき」師の導き 世界選手権への使命感

【ソウル(韓国)=藤塚大輔】全日本選手権3位の壷井達也(22=シスメックス)が、ショートプログラム(SP)に臨み、78・02点で6位発進となりました。見据えるのは3月の世界選手権(米ボストン)。代表としての使命感を打ち明けました。SP後の声を、前日練習後のコメントと合わせて、現地メディア限定の「壷井達也の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<4大陸選手権>◇20日◇ソウル◇男子ショートプログラム(SP)

男子SPで演技する壷井達也(共同)

男子SPで演技する壷井達也(共同)

五輪枠取りへの重圧

SPを終えて

―SPを終えた感想はいかがですか

そうですね。世界選手権前の本当に大事な試合なんで、ノーミス…、まあサルコー…、

そうですね、サルコーをしっかり跳んでおきたかったなっていうのはあります。やっぱり。

男子SPで演技する壷井達也(共同)

男子SPで演技する壷井達也(共同)

―感触としてはどうでしたか

そうですね。昨日の練習ではすごいいいものが調子良くできていましたし、ただ、今日の練習から、今日の朝の公式練習から、ちょっとなかなかはまらないなっていうジャンプが増えていて。6分間練習で修正しきれたかなとは思ったんですけど、ちょっと崩れてしまっていた部分が本番で出てしまったのかなというふうに思います。

男子SPで演技する壷井達也(共同)

男子SPで演技する壷井達也(共同)

―中野先生と、その部分についてはどんな話しましたか

そうですね。それこそ踏み切りの段階でちょっとミスってたのはあるんですけど、そこからなんか、空中で緩めるような形になってしまって、そこはもうしっかり強い気持ちで。例え転んだとしても締め切らないとダメだよっていうお話をいただきました。

SPの6分間練習で調整する壷井達也(撮影・藤塚大輔)

SPの6分間練習で調整する壷井達也(撮影・藤塚大輔)

―転倒からの立て直しという部分ではいかがでしたか

そうですね。サルコーを転んでしまってちょっと焦りはしたんですけど、それ以外の部分では練習での不安要素とかは全くないので、いつも通りやることを心がけました。自分的にはもう少し点数が下がるのかなとは思ったんですけど、サルコーをミスした割には、ミスした中ではいい点数をもらえたんじゃないかなとは思います。

―良かったところはご自身ではどこだと考えていますか

そうですね。NHK杯、全日本からジャンプ以外の部分をとにかくしっかり練習をしてきていて。ジャンプ1個ミスったとしても、それをカバーできるようなほかの質の高いスピンだったり、ステップっていうものができたんじゃないかなとは思います。

SPの6分間練習で調整する壷井達也(撮影・藤塚大輔)

SPの6分間練習で調整する壷井達也(撮影・藤塚大輔)

―サルコー失敗した時は、どういうふうに気持ちを切り替えましたか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。