【佐藤駿の言葉】初ワールドに緊張も「やるしかない…ここまでやってきたんだから」

【ボストン=松本航、藤塚大輔】初出場の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が5位発進となりました。冒頭で得点源の4回転ルッツを成功させるなど、91・26点を記録。メダル圏内の3位シャイドロフ(カザフスタン)まで3・51点差につけました。

初の舞台に緊張も「やるしかない」と心のスイッチを入れました。25日の公式練習後と合わせ、現地限定のインタビューを「佐藤駿の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<世界選手権>◇27日(日本時間28日)◇米ボストン◇男子ショートプログラム(SP)

男子SPの演技前にリンクを見つめる佐藤駿(以下、撮影はすべて藤塚大輔)

男子SPの演技前にリンクを見つめる佐藤駿(以下、撮影はすべて藤塚大輔)

「数段、成長できるように頑張りたい」

SPを終えて

―演技を振り返っていかがですか

最後まですごく落ち着いているかなと思います。冒頭の4回転ルッツもきれいに決めることができて、トーループでは手をついてしまったんですけど。あまり深く考えず、フリーではノーミスができるように頑張っていこうと思います。

男子SPへ佐藤(左)を送り出す日下匡力コーチ

男子SPへ佐藤(左)を送り出す日下匡力コーチ

―緊張しましたか

いや……しましたね(苦笑)。練習からすごく緊張していて、始まる前に本当にどうなることかと思ったんですけど、本番になってみたら緊張していた分、あまり緊張しなくて。本番が始まってからは、すごくリラックスできていたかなと思います。

男子SPでジャンプの構えに入る佐藤

男子SPでジャンプの構えに入る佐藤

―冒頭の4回転ルッツを降りた時の気持ちはどうでしたか

そうですね。こちらへ到着してから練習でも状態が良かったので、ホッとしたというか。でもホッとはしたけど「よっしゃ」とは思わなかったです。

―トーループで着氷が乱れたのは、どのようなことが原因だと思いますか

ちょっと刺さっていたかなという感じです。降りてからなっちゃったんですけど、そんなに深く考えずにいます。ただ、そういったミスがやはり順位には大きく関わるので、フリーではそういったミスがないように最後まで全力で楽しんで滑りきりたいと思います。

男子SPで演技を披露する佐藤

男子SPで演技を披露する佐藤

―初の世界選手権の舞台で滑った感想はどうですか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。