【うたまさの言葉】2人の師から「見ていて楽しかった」強くなった精神力、感じた成長

【ボストン=松本航、藤塚大輔】愛称「うたまさ」こと吉田唄菜(21)森田真沙也(21)組(木下アカデミー)は67・69点で22位となり、上位20組によるフリー進出ラインに0・40点届きませんでした。

今大会でのミラノ・コルティナ五輪の出場枠獲得はならず。ただ、自己ベストに1・25点と迫る演技を見せ、演技後は手応えも口にしました。公式練習とRDのコメントを「うたまさの言葉」としてお届けします。

フィギュア

<世界選手権>◇28日(日本時間29日)◇米ボストン◇アイスダンス・リズムダンス(RD)

RDの演技前に拳を重ねるキャシー・リード・コーチ(右)、スコット・モイア氏。手前は左から吉田唄菜、森田真沙也(以下、撮影はすべて藤塚大輔)

RDの演技前に拳を重ねるキャシー・リード・コーチ(右)、スコット・モイア氏。手前は左から吉田唄菜、森田真沙也(以下、撮影はすべて藤塚大輔)

大会ごとに向上する2人のコネクション

RDを終えて

―点数の手応えはいかがですか

吉田今日はすごく楽しんで滑ることができました。4大陸の後から練習してきたステップのレベルを取ることが、今回は結果としてきちんと取れていたのでそこはうれしいです。でも目指していた点数には届かなかったので悔しい部分もあります。

森田僕も同じ感じで、最初から最後まですごく楽しく滑れました。自分たちの手応えとしてもすごく良かったです。でも点数はまだまだついてきていない感じなので、もうちょっと勉強して、練習して、もっと良い点が出るように今後頑張っていきたいです。

RDで演技を披露する吉田(奥)森田組

RDで演技を披露する吉田(奥)森田組

―演技前は何点をベースにしていましたか

吉田70点を超えることが1つの目標でした。75点ぐらい出ないとリズムダンス通過は難しいかなと考えていたので、目標には届かなかったなという感じです。

―初出場の緊張はありましたか

吉田私はそこまで。準備の時はしていたんですけど、自分の名前がコールされる前は緊張はなくなっていて、楽しみという気持ちでいっぱいでした。2人でプログラムの最初から最後まで、気を付けるべき細かいところを確認して入ったのですごく自信を持って挑めました。

森田僕は昨日の公式練習の時が一番緊張していて、やばかったんですけど(笑い)。今日はそれのおかげか分からないですが、ちょっと落ち着いて、リラックスして滑ることができました。それがレベルや演技のアタックにつながったかなと思います。

RDで演技を披露する吉田(左)森田組

RDで演技を披露する吉田(左)森田組

―表情やプレゼンテーションが良かったですが、練習が生きましたか

吉田そうですね。練習してきた部分もあるんですけど、本当に楽しかったので。この会場のお客さんの雰囲気もありましたし、滑るごとに皆さんが歓声を上げてくださったので、自分たちもどんどん楽しくなって、自然とそういう表現やプレゼンテーションになったかなと思います。

森田いや同じです。

RDで演技を披露する森田(左)吉田組

RDで演技を披露する森田(左)吉田組

―リンクサイドで見守っていたスコット・モイアさんからはどのようなメッセージを伝えられましたか

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。