【うたまさの言葉】「ここから殻を破るために」団体戦の経験を糧にミラノ五輪へ/国別

フィギュアスケートのアイスダンスで「うたまさ」こと吉田唄菜(21)森田真沙也(21)組(木下アカデミー)はリズムダンス(RD)、フリーダンス(FD)でともにミスがあり、最下位となりました。ミラノ・コルティナ五輪前では最後の団体戦を通じ、収穫と課題を再確認しました。

今後は9月の五輪最終予選(北京)を照準に定めながら、カナダ・ロンドンでスコット・モイア氏らのもとで練習に励みます。

世界国別対抗戦での取材コメントを、前日練習、RD、FD、一夜明けの順で一挙配信します。

フィギュア

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇4月16~20日◇東京体育館◇アイスダンス

公式練習に臨む吉田、森田組(撮影・宮地輝)

公式練習に臨む吉田、森田組(撮影・宮地輝)

16日 公式練習を終えて

公式練習に臨む吉田、森田組(撮影・宮地輝)

公式練習に臨む吉田、森田組(撮影・宮地輝)

―滑った感触はいかがですか

吉田氷の状態も明日さらに良くなると思いますし、今日の状態でもしっかり滑れたので、良い感じで来れています。

森田会場もすごくきれいで楽しみです。

―初の世界国別対抗戦への高揚感はいかがですか

吉田日本チームも素晴らしい選手ばかりですし、アイスダンスで出ている選手たちもトップの選手ばかりなので、楽しみな気持ちでいっぱいです。

森田同じです。アイスダンスは6組中4組がファイナルに出ているので、一緒に滑るのも、見るのも楽しみです。

―世界選手権から磨いてきたことはありますか

吉田技術を落とさないように練習してきました。世界選手権でフリーダンスが滑れなかったので、この舞台でしっかりやり切って、良い気持ちで締めくくれるように頑張りたいです。

森田世界選手権のリズムダンスでは自分たちでは良い演技ができたと思っているので、それに近い、それを超えるような演技をして、フリーダンスも自分たちの演技ができるようにしたいです。

―どのような演技で締めくくりたいですか

吉田はじけまくって、楽しみまくって、しっかり会場の皆さんと盛り上がりたいと思います。

森田いつも通り、自分たちのやるべきことをやって、会場を爆発的に盛り上げられればと思います。

笑顔で飾り付けする左から坂本、吉田、森田、千葉(撮影・宮地輝)

笑顔で飾り付けする左から坂本、吉田、森田、千葉(撮影・宮地輝)

―来年2月のミラノ・コルティナ五輪前では最後の団体戦の場となりますが、五輪を意識した上で臨みますか

吉田あまり今は意識していないですが、五輪前最後の団体戦になるので、団体戦独特の緊張感を感じながら試合に挑めたらいいなと思います。

森田アイスダンスで団体戦はなかなかなくて、初めての経験なので、日本のほかのチームの選手も「盛り上げていこう!」という感じなので楽しみです。

―来季を見据えた上でつかみたい感覚はありますか

吉田毎試合、毎試合、クリーンな演技をすることが来季は大事になると思うので、最後まで気を引き締めて、自分たちができる最大限の演技をしたいです。

森田リズムもフリーも自分たちがしたい演技をそろえられるように集中して、切り替えて、やっていきたいと思います。

―2人にとってこれまで長いシーズンは初めてだと思いますが、今の疲労感はいかがですか

吉田正直疲れてはいるんですけど、国別対抗はシーズン最後なので、日本のチームの皆さんと楽しんで終われればと思います。

森田はい、僕も疲れています(苦笑)。長いシーズンで、今季から新しい取り組みという面でカナダに行っていたので、それも自分たちの中では大きな変化だったなと思います。その集大成が出せればと思います。

公式練習前、飾り付けの風船を膨らませる坂本(左)と森田(撮影・宮地輝)

公式練習前、飾り付けの風船を膨らませる坂本(左)と森田(撮影・宮地輝)

―練習中は2人で笑顔で話すシーンもありました

吉田自分たちはたくさん練習してきて、やれることは分かっているんですけど「体力持つかな?」みたいな話をしていました(笑い)。

森田はい(笑い)。

飾り付けの風船で坂本(左)を驚かす森田(撮影・宮地輝)

飾り付けの風船で坂本(左)を驚かす森田(撮影・宮地輝)

―今大会はリラックスしているのか、緊張しているのか、どちらですか

森田今大会はすごくリラックスできると思っているんですけど、すごく緊張しているらしいので、いつも通りかなという感じです(笑い)。

―「らしい」というのは、吉田選手にそう言われたということですか

吉田はい(笑い)。

森田そうですね、お恥ずかしながら(笑い)。今日の公式練習の前に(笑い)。

―日本チームの応援も見どころですが、何かやってみたいことはありますか

吉田やってみたいというのは特にないですが、みんなで盛り上げれればと思います。

森田坂本選手だったり、りくりゅうペアだったりが、何か面白いことを考えていらっしゃるようなので、楽しみたいです(笑い)。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。