【千葉百音の言葉】「準備を積んだ者が勝つ」五輪シーズンへ強化のオフシーズン/国別

世界選手権銅メダルの千葉百音(19=木下アカデミー)はショートプログラム(SP)4位、フリー5位となりました。シーズン最終盤の疲労が蓄積する中で、存在感を発揮。日本の銀メダルに貢献しました。26年ミラノ・コルティナ五輪シーズンとなる来季へ、オフシーズンも研さんを重ねます。

 世界国別対抗戦の前日練習、SP、フリー、一夜明けでのコメントを「千葉百音の言葉」として一挙配信します。

フィギュア

<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇4月16~20日◇東京体育館◇女子シングル

笑顔で飾り付けをする千葉(左)と吉田(撮影・宮地輝)

笑顔で飾り付けをする千葉(左)と吉田(撮影・宮地輝)

16日 公式練習を終えて

―氷の感触はどうですか

特設特有の特徴が結構あるリンクで、まだジャンプが完全にはまりきってないところもあるんですけど、今日はとにかく力みを抜いて跳ぶことを意識してたので、明日はもう1つキレを良くするイメージでやっていきたいです。

―世界選手権終わってからノンストップで動かれてると思うんですけど、体の疲労はどうですか

正直全然抜けてなくて、帰ってきて息つく間もなくスターズ・オン・アイスとかあったので、ずっと動いてるような、それでいて普通の競技のリンクのサイズでちゃんとプログラムの練習をするっていうのが、世界選手権以前までの練習時間に比べてちょっと不安になる練習量だったので、そこがちょっとあれなんですけど。とりあえず置かれてる状況はみんなほぼ一緒だと思うので、その中で楽しんで自信を持って滑れたらと思います。

―初めての国別対抗戦ですが、雰囲気はどうですか

キスクラのデコレーションを今日やって、すごく楽しかったですし、最年少メンバーとして、しっかりとフレッシュな感じでチームを盛り上げていきたいです。

―米国やフランスなどの強豪国がいますが、何か交流はありましたか

世界選手権やグランプリシリーズでも会ってたんですけど、アメリカチームのアンバー選手とかアリサ選手とか、世界選手権とかですごく交流する機会が多かったので、今シーズンでまた去年よりもさらに親睦を深められたと思います。

―オリンピック前の団体戦はどんな思いですか

今シーズン最後の試合でもあり、来シーズンに向けてまた頑張るぞという、そういう試合でもあるので、この国別対抗戦を最後に、あとは個人戦でオリンピック選考までそれぞれが孤独な戦いの中でやっていくと思うので、最後にこの団体戦でスケートの楽しさをかみしめながら、もちろんシングルでやるやつも楽しいですけど、しっかりみんなで楽しみたいと思います。

公式練習に臨む千葉(撮影・宮地輝)

公式練習に臨む千葉(撮影・宮地輝)

―今季最後の試合をどう締めくくりたいですか

コンディション等と不安なところもあったり、楽しみなところもあったりなので、今回はとにかく楽しみ楽しむっていうか、のびのびと滑って失敗を恐れずできたらと思います。

―アイスショーではSPとフリーをやっていました。この大会を意識してですか

そうですね。結果的に国別対抗戦に選考していただけた。結果オーライって感じで、自分の競技のプログラムを、ちっちゃいリンクですけど、アイスショーの期間中に練習できたのはよかったです。

―疲れは体に影響が出ているのですか

昨日は結構足がどっしりって感じで、全身的な疲れはずっとあります。

―初めての国別対抗戦ですがチームジャパンに実際に入ってみてどうですか

記者会見にもあった通り、半分が初国別で、半分が経験した人たちなので、なんかまだ競技が始まってなくて、チームジャパンの雰囲気がまだ掴めてないんですけど、一丸となって頑張れたらと思います。

―デコレーションはどなたが先陣を切ってやられたのですか

団長が。坂本キャプテンがほぼ持ってきてくれました。

坂本(左)にカツラをかぶせる千葉(撮影・宮地輝)

坂本(左)にカツラをかぶせる千葉(撮影・宮地輝)

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。