【山本草太の言葉】周囲からは反対の声も「自分で責任取ってやっていく」出場決断

23年世界選手権代表の山本草太(25=MIXI)が、ショートプログラム(SP)84・98点を記録しました。4日の公式練習後に大会1週間前に腰を負傷していたことを告白。SP当日まで出場を熟考しましたが「僕自身が責任を取る」と決断しました。公式練習とSP後の取材の様子を、「山本草太の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<チャレンジャーシリーズ(CS)木下グループ杯>◇大阪・関空アイスアリーナ




男子SPで演技する山本(撮影・前田充)

男子SPで演技する山本(撮影・前田充)


「今できるものはやれたかな」


◆5日のショートプログラム(SP)を終えて


―演技を振り返っていかがですか

1週間ほど前から怪我もあってちょっと難しい状況にはなってるんですけど、本当にギリギリまで治療だったり、本当にいろんな方のサポートのおかげで今日まで乗り切れたと思うんですけど、やっぱり演技だったり、構成とかも万全ではないと思いますし、目標としてる演技ではないと思うので、今日はなんとかできましたけど、まずはこの試合をこなして、しっかり怪我を治して、またシーズンに向けて目標としている演技を求めてやっていけたらなと思います。


―ジャンプへの影響はなかったですか

結構ギリギリまで、ウォーミングアップも少し痛みは正直あったんですけど、いろんなドクターの方々に診断をしてもらったりとか、ヘルニアって伝えたんですけど、そういう感じじゃないってゴーサインが出たので、そういったところで自分も安心してやれたと思いますし、痛みと付き合いながらやれたと思いますし、結構本番直前まで(山田)満知子先生と構成のことをいろいろ話し合っていたんですけど、本当に最後氷に乗った自分の感触で、(4回転)サルコーはできなかったんですけど、今できるものはやれたかなと思うので、フリーはエレメンツも多いですし、そう甘くはないと思ってるんで、しっかり明日休んで、フリーに向けてまた最善を尽くしていけたらなと思います。


男子SPで演技する山本(撮影・前田充)

男子SPで演技する山本(撮影・前田充)

―出ることを決めた一番の理由はなんですか


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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。