【友野一希の言葉】GP初優勝を目指す戦いは「結構アチい」 平池先生には「パーン!」

【レークプラシッド=藤塚大輔】フィギュアスケート男子で世界選手権3度出場の友野一希(27=第一住建グループ)が、今季自己最高の95・77点で首位に立ちました。

GPでの首位発進は、21年ロステレコム杯以来4年ぶり。グランプリ(GP)シリーズ初優勝と初のファイナル(12月4~7日、愛知・IGアリーナ)進出へ好位置につけました。

現地取材メディア限定の声を、前日練習後のコメントとともに「友野一希の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦スケートアメリカ>11月14日(日本時間15日)◇男子ショートプログラム(SP)




GPシリーズ・スケートアメリカ 男子SP上位3人による会見で笑顔を見せる友野(撮影・藤塚大輔)

GPシリーズ・スケートアメリカ 男子SP上位3人による会見で笑顔を見せる友野(撮影・藤塚大輔)

ショートプログラム(SP)を終えて


―好演でした。演技を振り返っていかがですか

ジャンプの着氷などで不安な要素も多くて。「ちょ、大丈夫かな」って思ったんですけど、ちゃんと点数に反映されていて。トーはさすがに詰まったので、点数を抑えられた面もあったんですけど、全体的に良い演技だったかなと思います。ステップも最後の最後で少し攻めきれなかったかなと思いますが、今日テーマとして、この大会を通して、失うものがないので。もうやっぱり、ガンガン攻めていこうと。(平池)先生がいきなり試合前に「今日はハイタッチな」って言われて(苦笑い)。「まじか」と思って、「変なこと言うなよ」って思いながらも、おもくそ「パーン!」ってやってからいったんですけど(笑い)。それも良かったかなと思います。


― ハイタッチは今までにはないことだったのでしょうか

そうです。「いや、いきなり言うなよ」って思いながら(苦笑い)。でも、良かったですね。気合も入って。正直、怖かったんですけど、でも落ち着いて。練習では(ジャンプの着氷時にリンクに)弾かれていて、結構、上がるリンクなので、そこだけ気を付けようという気持ちで。最後はやってきているから、気持ちだけで今日は持って行って。フリーがありますが、まずはショートを終えられて、ホッとしました。


―「失うものはない」と仰っていますが、まだファイナルの可能性が残っています


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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。