【友野一希の言葉】涙の銅「27歳なんで泣くつもりなかった…一生忘れないだろうな」

【レークプラシッド=藤塚大輔】フィギュアスケート男子でショートプログラム(SP)首位の友野一希(27=第一住建グループ)は、フリーで順位を落とし、悔しすぎる3位となりました。グランプリ(GP)シリーズ第5戦、自身は2戦目で表彰台は死守しましたが、表彰式やインタビュー中に涙を流すなど悔恨の念があふれました。

言葉の節々からも思いがあふれた演技後のインタビューの様子を、現地取材メディア限定「友野一希の言葉」としてお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:スケートアメリカ>15日(日本時間16日)◇男子フリー




GPシリーズ・スケートアメリカ 男子フリーで演技を披露する友野(撮影・藤塚大輔)

GPシリーズ・スケートアメリカ 男子フリーで演技を披露する友野(撮影・藤塚大輔)


SP首位からの悲願…届かず


-演技を振り返っていかがですか

そうですね、あのー、難しいですね。なんか、自分の中でのやっぱり、こう戦いというか。ずっと、1番になることは増えてきたんですけど、こう、やっぱ2位から6位がすごい多い人生だったので、結構追いかける立場はやっぱ、今までこう得意だったんですけど。そういう状況でやっぱやりきる、圧倒的力を見せつけるじゃないですけど、っていうのは、常にこう自分の中の課題と言いますか、うん。今日こそはやっぱそこを破る時だと思って臨んだんですけど、やっぱ改めてこう難しさと言いますか。まあ、もっとね、そういう気持ちを持ちながら常に練習できたと思うし、しっかり帰って、自分はもちろんこう攻めて、しっかり後悔のないように滑りはできたんですけど、まあまあああいうミスが出たりだとかっていうのは…、調子も良かったし。ちゃんとしっかり帰って、もう1回こういう状況の中でやりきれる力っていうのを、こう、常にこういう状況をイメージしながら練習していけたらっていう風に思いますし。まだまだ、やっぱそこが、1番になる勇気じゃないですけど、まあまああると思うので、実力は。なんで、あとは信じきる力だと思います。


-序盤の2つの4回転ジャンプは振り返っていかがですか

そうですね、びっくりしましたね。「あ、こけるんだ」って感じはあって。トーは正直あんまり、しっかり締めていけば大丈夫かなっていうのはあったんですけど、やっぱこう、なかなかね、練習通りさせてくれないのが試合ですし。ただ、やっぱ、もちろんこう練習していたつもりでも、やっぱさらにこういう状況。もっともっと難しい状況でやっぱ試合をしなければならないので、そういうのも想定しながら、もっとこう、毎日「うわ、くそ、難しいな」って思える練習。やっぱ毎日「ノーミスできた。やったー」じゃなくて、毎日悔しいと思える練習ができたらいいなと思います。それでできてこそだと思うし。


-序盤のミスで、ご自身の中に焦りが生まれたような演技だったのでしょうか


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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。