【中庭健介の言葉】「失敗をそこまで重く捉えず…」成長を感じた中井亜美のリカバリー

フィギュアスケート女子の中井亜美(17=TOKIOインカラミ)がGPファイナル初出場ながら銀メダルをつかみ、来年2月のミラノ・コルティナ五輪へ大きく前進しました。

中庭健介コーチ(44)が女子フリー後に、報道陣からの取材に対応。ルッツでミスがありながら、終盤のフリップにセカンドジャンプのトーループをつけてリカバリーした姿に、今季の成長を感じていました。

6位だった渡辺倫果(23=三和建装/法大)へのまなざしも合わせて、「中庭健介の言葉」をお届けします。

フィギュア




女子フリーの演技に臨む中井(左)。右は中庭コーチ(撮影・前田充)

女子フリーの演技に臨む中井(左)。右は中庭コーチ(撮影・前田充)

―今の心境はいかがですか

率直に言うと、ホッとしたというのが素直な感想です。


―まず渡辺倫果選手について、どのようにご覧になられていましたか

ちゃんと足跡を残してくれる演技だったと思います。繰り返し、今季は言っていますが、今季の彼女は、過去最高の状態をこの長い期間、ちゃんとキープして、しっかりピークを持っていった。そこをちゃんとやった結果、この舞台に立てている。確かに、思うように評価がなされなくて悔しい思いをしたと彼女は思っているかもしれませんが、僕自身、そばで見てきて、今の渡辺倫果が最高だと思います。


女子フリーで演技する渡辺(撮影・前田充)

女子フリーで演技する渡辺(撮影・前田充)


―中井選手についてはいかがですか

びっくりしています。何と言うんですかね。この舞台に立てるだけでも大成功で、その中でまさか表彰台に立つことができるなんて、びっくりを越えて夢みたい。夢見心地です。


女子フリーの演技を終えた中井(撮影・前田充)

女子フリーの演技を終えた中井(撮影・前田充)

―表彰台に立てた要因は何ですか


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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。