【札幌レター〈返信〉】チーム上昇させた駒井善成 ミシャも頼るその能力/月4本配信

前回の「札幌レター」では、昨年10月8日アビスパ福岡戦で左膝前十字靱帯(じんたい)を部分損傷した北海道コンサドーレ札幌MF駒井善成(30)の復活までの軌跡を追った。5月13日湘南ベルマーレ戦では今季初ゴールを決め、2連勝に貢献。京都サンガF.C.時代から得点したリーグ戦全23戦負けなし(22勝1分け。札幌では10戦全勝)の不敗神話を持つ男の貢献度について、記録担当の石川秀和記者に「返信」としてデータ分析してもらった。

サッカー

前回は「神の手と挑んだリハビリ 駒井善成の復活はサッカー界を照らす光になる」と題して、左膝前十字靱帯(じんたい)部分損傷から保存療法によって復帰を果たした背番号14の復活までの道のりを紹介した。4月15日浦和レッズ戦で189日ぶりにピッチに立ち、これまで6試合1得点。

16、17年に所属した浦和時代からペトロビッチ監督(65)からの信頼は厚く、18年からはともに札幌で戦い、主力を務める。J1歴代最多指揮を執る名将も認めるプレーとは? 石川記者からの返信では、駒井の献身性が伝わった。

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スポーツ

保坂果那Kana Hosaka

Hokkaido

北海道札幌市生まれ。2013年から高校野球などアマチュアスポーツを担当し、2016年11月からプロ野球日本ハム担当。
2017年12月から北海道コンサドーレ札幌担当。冬季スポーツの担当も務め、2022年北京五輪ではノルディックスキー・ジャンプや複合を取材。