【熱海富士 新三役会見全文】「それはまあ、ある意味才能なのかもしれないですけど」

大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)で新小結に昇進した熱海富士(23=伊勢ケ浜)が、新番付を発表した2月24日、大阪市内で会見しました。1月の初場所は西前頭4枚目で12勝3敗の優勝同点。優勝決定戦で大関安青錦に敗れ、わずかに初優勝には届きませんでしたが、新三役を勝ち取りました。新三役会会見の一問一答を紹介します。

大相撲

★熱海富士が語った主な内容

  • 「静岡」の文字も大きくなった 番付への思い
  • 去年1年の停滞と成長 師匠の言葉で気づいたこと
  • 春場所への意気込み「全部勝つつもりで毎回やってる」
新三役会見後、花を背に記念撮影に納まった熱海富士

新三役会見後、花を背に記念撮影に納まった熱海富士

静岡から96年ぶり新三役 「応援してくれる方に感謝」

―新三役、おめでとうございます

ありがとうございます。

―番付をご覧になって、実感はいかがですか

いや、そうですね。なんていうか、やっぱり、実際にこう出ると実感がわきます。

―少し番付の字も大きくなってますか

そんな気がします。はい。そうですね。静岡っていう字も大きくなって、うれしいなと思います。

―静岡からの新三役は、昭和5年以来、96年ぶり。およそ1世紀ですが、その辺の実感ってのはどうですか

実感。いやあ、まあ、僕、生まれる前のことなので、正直、あんまり実感はわいてないですけど、皆さんが応援してくれるおかげで、こうして上がれたので。そうですね、その応援していただいた方に感謝したいですね。

―やはり幕内上がってからは、地元からの「早く三役に、小結に」という声は届いてましたか

そうですね。皆さん、具体的な目標としては。自分も掲げてはいたので、ちょっと遅くなってしまったなと思いますけど、とりあえずはうれしいです。

「ちょっと遅くなったな」という実感はあるということですけれども、それでも、入門から5年半ぐらい、5年半も経つんですね。入門してから。早いですね。

NHK福祉大相撲のお楽しみ歌くらべでSTU48のメンバーと「恋するフォーチュンクッキー」を披露する熱海富士(撮影・小沢裕)

NHK福祉大相撲のお楽しみ歌くらべでSTU48のメンバーと「恋するフォーチュンクッキー」を披露する熱海富士(撮影・小沢裕)

―5年半経っても、三役に上がれない人もいますが、ご自身としては少し時間がかかったかなっていう気持ちなのですか

いや、まあ、そうですね。幕内上位に上がって1年。去年1年は本当に、自分の中でいろいろ相撲を変えたり、気持ちを変えたりして、いろいろ停滞した時期だったなと思うので。でも、去年の1年がなかったら、こうして上がれるもなかったかなと思うので、やってきたことに、意味がないことはやってないかなと思います。

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1999年入社。現在のスポーツ部ではサッカー(1)→バトル→五輪→相撲(1)→(5年半ほど他部署)→サッカー(2)→相撲(2)→ゴルフと担当。他に写真部、東北総局、広告事業部にも在籍。
よく担当や部署が替わるので、社内でも配った名刺の数はかなり多い部類。
数年前までは食べる量も社内でも上位で、わんこそばだと最高223杯。相撲担当になりたてのころ、厳しくも優しい境川親方(元小結両国)に「遠慮なく、ちゃんこ食っていけ」と言われ、本当に遠慮なく食べ続けていたら、散歩から戻った同親方に「いつまで食ってんだ、バカヤロー!」と怒られたのが懐かしいです。