【朝乃山を追う:25年九州場所〈上〉】お宝ショット満載 大好評の「焼いて焼きまくる」姿

ついに帰ってくる。昨年7月の名古屋場所で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大けがを負った、大関経験者の朝乃山(31=高砂)が、初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)で、1年半ぶりに幕内力士として帰ってきます。西十両4枚目で臨んだ11月の九州場所を12勝3敗。幕内昇進を懸けた激しい争いを事実上、トップでつかんで3度目の再入幕を果たしました。幕内から2度の三段目転落を経験しながら、3度目の再入幕を果たすのは史上初。今回はその九州場所前、バーベキューを楽しむ様子などを「上」、場所中の全15日間のコメントなどを「中」、初場所を控えた今を伝える「下」の3回連載でお届けします。

大相撲

九州場所の部屋宿舎を構える福岡市の寺が新たに用意した炭火焼き台を使い、肉や海鮮類を調理する朝乃山

九州場所の部屋宿舎を構える福岡市の寺が新たに用意した炭火焼き台を使い、肉や海鮮類を調理する朝乃山

横綱豊昇龍がやって来た

出稽古に来た豊昇龍(手前左)と三番稽古を行った朝乃山

出稽古に来た豊昇龍(手前左)と三番稽古を行った朝乃山

11月4日。九州場所初日を5日後に控えたこの日は、早朝から高砂部屋が、そわそわしていた。朝乃山も、普段よりも早めにすり足などで大粒の汗を流し、体を温めていた。

そんな中、稽古場に姿を見たのは、横綱豊昇龍だった。高砂部屋の弟弟子、十両2場所目の朝白龍とは、千葉・柏日体高(現日体大柏高)時代の同級生で、モンゴルから一緒の飛行機で来日した親友。その縁で、朝白龍が関取に昇進した際には、高砂部屋に出稽古する約束を交わしていたが、それがこの日になった。

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1999年入社。現在のスポーツ部ではサッカー(1)→バトル→五輪→相撲(1)→(5年半ほど他部署)→サッカー(2)→相撲(2)→ゴルフと担当。他に写真部、東北総局、広告事業部にも在籍。
よく担当や部署が替わるので、社内でも配った名刺の数はかなり多い部類。
数年前までは食べる量も社内でも上位で、わんこそばだと最高223杯。相撲担当になりたてのころ、厳しくも優しい境川親方(元小結両国)に「遠慮なく、ちゃんこ食っていけ」と言われ、本当に遠慮なく食べ続けていたら、散歩から戻った同親方に「いつまで食ってんだ、バカヤロー!」と怒られたのが懐かしいです。