女子レーサーの素顔に迫る「ビューティフルボートレース」。今回は樋江井舞(23=愛知)を紹介する。

高校ではサッカーのマネジャー、大学ではチアリーディングに所属した、生粋の活発女子。一度は諦めたプロの道を後押しするように、父で元選手の慎祐さんは「やりきれ」とエールを送り、晴れて選手としてデビューを果たした。そんな彼女の素顔に迫る。

樋江井舞(2025年5月8日撮影)
樋江井舞(2025年5月8日撮影)

-学生時代にやっていたスポーツ

樋江井舞(以下樋江井) 高校生はサッカーのマネジャーで、大学生はチアリーディングをしていました。コロナウイルスの時期とかぶっていたので、(チアの)練習はオンラインで筋トレやダンスとかを、教えられることは教え合う感じでした。タンブリングは体操教室で1人でできるため、教室でしていました。

-実績は

樋江井 (チアでは)大会を目指していましたが人数が少なかったので、点数の出ない大会にしか出ていないです。

高校ではサッカーのマネジャーとして活躍(後列左から2番目が樋江井舞)
高校ではサッカーのマネジャーとして活躍(後列左から2番目が樋江井舞)
チアリーディング時代の樋江井舞(右から2番目)
チアリーディング時代の樋江井舞(右から2番目)

-ボートレーサーを目指した理由

樋江井 父(慎祐)が元選手だったので元々、知っていました。(養成所は)高校生の時に受験をしたけど、マネジャーで運動もしていなかったので、2次試験までいきましたが落ちました。あと周りの(受験生の)スペックが高かったので、向いていないと思いました。

(その後)大学に行き諦めていましたが、チアを始めて体操教室でバク転とかができるようになり「できないことができるようになるのは楽しい」となりました。頑張ればできるんじゃないかと思い、簡単に諦めていましたが、もう1回やろうとなりましたね。

-プロになることについて父・慎祐さんの反応

樋江井 高校生の時は圧がすごくて嫌になったけど、大学生の時にやりたくなったら「もう1回やるならやりきれ」となり、見守って応援してくれました。(合格時、父は)おめでとう、という感じでした。厳しい世界であることも言われました。

-慎祐さんとは一緒にレースできた

樋江井 昨年8月常滑で、父と走り、(父は)引退しました。(父との戦いでは)勝ち逃げされましたね。

父との家族写真。(左から)慎祐さん、樋江井、弟、兄
父との家族写真。(左から)慎祐さん、樋江井、弟、兄
(左から)弟、父の慎祐さん、兄、樋江井
(左から)弟、父の慎祐さん、兄、樋江井

-最後にボートレースの魅力を

樋江井 男女平等に戦えるのがいいですね。

(写真は本人提供)

※次回は8月13日更新予定

◆樋江井舞(ひえい・まい)2001年(平13)7月27日、愛知県生まれ。134期として昨年5月蒲郡デビュー。今年3月戸田一般戦でデビュー初勝利。今年の獲得賞金は566万3000円(7月3日現在)。152センチ、45キロ、血液型AB。