【窪寺伸行・オレに任せろ】

 ◆10R 3日目、終盤カードで最も目を引いたのは10R。SG12冠の松井繁を筆頭に2~6号艇にSG覇者がずらり。しかも、1号艇の平田忠則が伸び劣勢。強めの追い風予報も出ており、展開を含め一筋縄にはいかないムードだ。激戦だが、ここに食指が動く。

 ◎は6号艇の原田幸哉を抜てきする。序盤は内枠の利があったもののオール2連対と安定感が光る。1Mも2Mも相手を見極め、迷いなくターン動作に入る対処が目立つ。原田も「一番いいのは冷静に判断できていること」と胸を張る。初日の2走後も「大人になったでしょ?」と笑い、言葉通りの走りを実戦。その根底にあるのが乗りやすさだ。「乗りやすさがあってボートを操れている。足勝ちはないけど展開を確実にひろえる。安心してレースに臨める」。

 原田は切れ味鋭いスタートも持ち味。「どのコースでも決められる自信はある。今節は体感もいいので」ときっぱり。風が強まり、水面が不安定になるほど、この武器は生きてくる。

 進入は「この流れなら6コースでも十分」と大外容認の構え。伸び不足のイン平田を、機素性がいい守田俊介が攻め込む展開とみた。追い風で各艇がばらけた間隙(かんげき)を、「大人」な原田が冷静に突く。(6)=(2)流し8点に、(6)(2)(3)BOXの6点を加える。