【窪寺伸行・オレに任せろ】

 ◆10R 2日目の不良航法による減点7に、「不良中年」と自虐的に語った山崎智也が更生、いや攻勢に転じた。1日早い勝負駆けとなった3日目5Rを快勝した。2コースはツケマイを選択することも多いが、強い追い風や隊形を見極め、冷静に差し切った。得点率は5・50の23位タイまで盛り返した。「首の皮1枚つながったので頑張ります」と準優に望みをつないだ。

 4走して、調整を外したのは2日目3Rだけ。「あれは気温に対処できなかった。それ以外はそれなりにいけてる。勝率(複勝率39・7%)ぐらいはあると思う。乗りやすさもいい」。上位級ではないが、バランス型で上位に引けを取らない出来になった。この機力なら、数々の修羅場をサラッと切り抜けてきたスター性と勝負勘が発揮できる。

 準優想定ボーダー6・00に対し、2走14点以上の勝負駆け。10Rは強豪がそろい、4号艇には伸び節一級の今垣光太郎がいる。このカド受けはきついかと思いきや、6号艇に今村豊の名前が。今垣は「スローかあ…。しゃあない」とオールスローが濃厚。同じスロー発進なら今垣を受け止めて旋回態勢に入れるはず。番組の妙も後押しする。「レースは毎節、まず準優に乗ることが目標」。第1関門突破へ、茅原悠紀の懐を鋭く突き、逆境を跳ね返す。(3)-(4)(1)(6)-(4)(1)(6)(5)の9点が本線。伸びる今垣の一発で(4)(3)流しを押さえる。