【前検リサーチ】

今期好調の郷原章平が、確かな手応えをつかんだ。駆る18号機は、近況4節連続で賞典入り。複勝率27・0%を感じさせない戦歴を誇る。「班で分が良かった。ペラの形は違うけど、いいエンジンと聞いたので、ペラをたたくか迷っている」。初日は3、11Rの2走でいきなり連勝を狙う。

他では、岡山勢が活発な動きを見せた。まずは好セットを手にした田中健太郎が、自信の表情を見せた。「行き足、伸びが良かった。班で少しのぞくかな。100メートル(起こし)から行くと重さはあったので、調整は考えるけど、このまま行こうかな」。次いで、昨年10月に優勝実績のある54号機をゲットした末永由楽。「出足型なのかな。乗り心地は問題なさそう」。そして、締めは中間整備で激変した34号機・松尾光広だ。「特に伸びが良かった。大きなことはしなくて良さそう」。班でも評判に挙がり、初日1Rは必見だ。