「まだ高ぶるものはないですね。平常心のまま」。GP前日の山崎芳仁がおうように構えた。

 初出場のときは毎日、入念にアップを繰り返した山崎も「そんなに乗ることは無駄ということが分かった」と笑い飛ばした。新田祐大のダッシュに付いていけさえすれば、惰性に乗って初Vが見えてくる。