村上義弘の京王閣GP連覇は消えた。

 逃げた稲垣裕之の番手から発進したが武田豊樹との、もがき合いに脚力をロスして5着。「武田さんの気迫がすごかった。自分たちにできることは精いっぱいやった」。12年京王閣GPは、直前の右肋骨(ろっこつ)骨折のアクシデントを乗り越えて初制覇。「やっぱり、この場所(GP)ですね。若い時の気持ちで興奮した」。魂の再スタートを切る。