【11R:S級決勝・決断】

 本命は村上。自力好調な地元古性を目標に、徹底した援護から、最後は差し足を伸ばす。古性も準決では打鐘から押し切ったように動きは抜群。3番手に筒井が続いてラインに厚みが増したのも有利に働く。

 ただし、中部勢も互角の争いを演じる。連日果敢な走りを見せる谷口が先陣を切る。その場合、特選から連勝で勝ち上がった金子が番手を回るだけに強力だ。金子はタテ足が強烈なだけに、谷口が仕掛け損なってもV圏内に絡んでくる。初日特選同様、最後は古性-村上の近畿両者と金子で白熱のV争いになる。

 古性 ホームでは結構きつかった。何でもするけど優勝は村上さんと決められるように頑張る。

 小川 自力で戦う。

 金子 黒川(茂高)君が頑張ってくれた。調子はいい。谷口君に任せる。

 小岩 セッティングを変えて伸びがいい。再度、小川君に任せます。

 笠松 中部で結束して金子さんの後ろへ。

 小橋 単騎で走る。

 村上 古性君マーク。地元だし、古性君が優勝を取れる走りをしたらいい。

 谷口 調子はいい。中部の先頭で自力勝負する。

 筒井 近畿の3番手。