高木真備(26=東京)が、逃げる梅川風子を差し切り、17年8月いわき平以来、3年ぶり3度目の優勝を飾った。

優勝賞金ボードを手に笑顔の高木真備(共同)
優勝賞金ボードを手に笑顔の高木真備(共同)

力勝負をするはずが、望外の目標が出現した。打鐘2センターで仕掛けた高木は、同時に仕掛けた梅川の後ろにドッキング。「番手に入ってからは落ち着いて、足をためようと思った」。ナショナルチームに入りさらに脚力がアップした梅川が駆ければ、他の選手は巻き返せない。最後は前を抜くだけだった。


女子賞金トップをひた走る高木。「最後に決まるのはグランプリ。そこに向けて頑張りたい」と、気を引き締めた。


ガルコレ3度目の優勝を決めてガッツポーズの高木真備(共同)
ガルコレ3度目の優勝を決めてガッツポーズの高木真備(共同)

◆高木真備(たかぎ・まきび)1994年(平6)8月17日生まれ。東京都出身。文化学園大杉並高卒。競輪学校(現養成所)106期生として、14年5月9日奈良でデビュー(52(2))。ガールズ特別レースは、ガールズケイリンコレクション2回(16年8月松戸、17年8月いわき平)、今年7月いわき平ガールズケイリンフェスティバルに続き4冠目。通算512戦296勝、通算獲得賞金8808万100円。161センチ、63・5キロ。血液型A。


ガールズケイリンコレクションの成績
ガールズケイリンコレクションの成績