前期S級で、今年4場所目で初めてシード漏れした関根健太郎(29=神奈川)が失地回復へ躍起だ。

予選6Rは逃げて2着。番手の地元・根藤浩二に白星を献上したが「作戦と違い、後攻めになった。ただ、長い距離を踏めたから」と、自身に言い聞かせるように振り返った。

その後は検車室に直行。フレームとハンドルを結ぶステム交換を始めた。「これで踏み出しは重くなるが、その後に車は流れていく」。準決で力強さが増すか、注目したい。