リニューアルオープンにふさわしい男が検車場にさっそうと姿を現した。地元デビューの太田海也(22=岡山)は、既に大物のオーラを醸し出している。

121期早期卒業だが、デビュー前に落車で鎖骨を骨折した。だが「折る前より良くなっている」とにやり。チャレンジデビューからあっさり9連勝して2班特昇。今回も本来はチャレンジのあっせんだったが、追加配分で1、2班戦の初陣となった。「欠場が出たのですぐに返事をした。9走したが、まだ自分の中で満足できる走りができていない。でも、上のクラスで走れることが楽しみ」とあくまでも貪欲だ。

今年に入って強化指定Bでナショナルチーム入りした。「カタカナのケイリンと同時に漢字の競輪をもっと勉強したい。自分が長い距離を踏んで結果的にライン決着が理想ですね」。

胸を張ってハキハキと答える太田に、将来の輪界をリードする姿が見えた。