3連勝中の最終日こそ、白星をつかみたい。S級経験もある加賀美智史(39=山梨)が、チャレンジ戦で予選から5着、2着とパンチ不足の現状に「競走得点を70点以下にしたくないし、しっかり勝ちたい」と意気込んだ。

2日目一般2Rは、後方でまくり不発の予選とは一転して逃げた。「初日から腰の具合が良くないし、トップスピードが落ちている。もう以前のようにまくりが出ない。別線のペースにはめられる前に仕掛けたい」。

得意のカマシ、まくりが決まらない近況にもどかしい思いをしながら、押さえ先行を増やしている。最終日に限ると5月取手から3場所続けてバック先制して勝っている。「最終日に勝てる流れだけは切らしたくない。すぐの函館(10~12日)へ弾みを付けたい」。好調時の勝負強さを見せようと意気込んでいた。