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注目選手
四国の次世代レーサーが充実一途
- 小川真太郎(25=徳島)
- 最も乗れている若手レーサーだ。一時は後輩109期の太田竜馬に後れを取ったが、今は形勢逆転。5月のG1日本選手権では、無傷で準決へ勝ち上がるなどシリーズ3勝の活躍を見せた。直前の佐世保F1では余裕の完全Vを飾るなど、優勝を量産。四国の次世代を担う男が、岸和田でも存在感を示す。
25年ぶり快挙のスピード発揮だ
- 河端朋之(33=岡山)
- 今年2月の世界選手権ケイリンで銀メダルを獲得し、日本人としては93年の吉岡稔真以来、25年ぶりとなる表彰台に上がった。20年の東京五輪を目指し、ナショナルチームに在籍しているため、競輪での出走レースは限られる。今年初のG1出場となるが、世界レベルのスピードで魅了したい。
好相性バンクで憂さ晴らしのVを
- 武田豊樹(44=茨城)
- 全般的に苦しんだ昨年から脱却するように、今年はスタートから飛ばした。2月のG2ウィナーズカップで優勝という結果も出したが、年頭の和歌山G3で失格した影響で、日本選手権はあっせん停止。今回の舞台となる岸和田は過去、G1・2回とGPを制した相性抜群だけに、V奪取で憂さ晴らしだ。
3連覇へ向け異次元パワーさく裂
- 新田祐大(32=福島)
- 現在の競輪界において、スピードとパワーは抜きんでた存在だ。ナショナルチームで活動しているため、国内での出走は数少ない。それでも2月のG1全日本選抜を豪快まくりで制し、いち早くグランプリ出走を決めた。高松宮記念杯は現在2連覇中。V3の快挙を目指し、異次元レベルを見せつける。
続く惨敗…雪辱には勝利あるのみ
- 平原康多(36=埼玉)
- 最強の自在派が上昇気流に乗ってきた。今年の序盤はいまひとつ波に乗り切れなかったが、5月の京王閣G3で完全優勝。続く青森全プロ記念のSPR賞も快勝した。高松宮記念杯では、15年から3年連続で決勝進出しながらも8、7、6着と惨敗続き。層が厚い関東ラインをリードして雪辱したい。
近畿の中軸としてG1連続V射程
- 三谷竜生(30=奈良)
- 昨年の日本選手権では100期以降で初となるG1制覇を飾った。その後は落車の影響で調子を落としたが、今年の日本選手権も優勝。史上7人目の連覇を飾った。迫力ある自力に加え、ヨコもこなす柔軟さが身上。前走(函館G3)準決敗退から立て直し、地元近畿の中軸としてG1連続Vを目指す。
GP当確でもタイトルは譲れない
- 村上義弘(43=京都)
- 昨年は度重なる落車負傷の影響で、8年間維持してきたSS班から陥落した。今年は全日本選抜、日本選手権と連続で決勝2着。賞金を積み上げ、早くもグランプリへ当確ランプを灯した。とはいえ、G1タイトルを手にしての出場でなければ、プライドが許さない。全身全霊の立ち回りを披露する。
中部を支える男の悲願達成は目前
- 吉田敏洋(38=愛知)
- 16年はグランプリ出場を寸前で逃した。昨年はやや低迷したが、一念発起した今年は完全復活。3月の地元・名古屋G3を豪快まくりで制した。気力を前面に押し出すレースに定評があり、今や中部地区を支える存在。後輩の深谷知広や浅井康太と連係できれば、初のG1タイトル獲得は目前だ。
G3初制覇の勢いで再びの旋風も
- 和田健太郎(37=千葉)
- 昨年までは安定した追い込みのイメージだったが、今年は差し足に磨きがかかって強さが倍増した。4月の松戸F1決勝では、来日中の強豪ブフリとのまくり勝負を制して地元V。さらに、直前の函館ではG3初優勝を飾るなど、充実一途だ。今回も南関勢は多数参戦。指定席の番手から頂点を見据える。
黄金連係から三度目の正直なるか
- 渡辺一成(34=福島)
- 僚友の新田祐大とともに、ナショナルチームで世界を目指す生粋のアスリートだ。昨年はオールスターと寛仁親王牌を、いずれも新田マークから差してG1・2冠。黄金連係で互角の勝負を演じた。ナショナルチームでの活動に伴い、出走レースは限られる。今年3戦目で、そろそろ結果を出したい。
※名前横は年齢、登録 (6月8日現在)
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