若手機動型の激突、そして番手競りなど注目の特選11Rは、2年前の弥彦寛仁親王牌の覇者・平原康多(41=埼玉)が制し、復活ののろしを上げた。2着に真杉匠が入り、2日目ローズC進出を決めた。なお、打鐘で落車した山田庸平は押圧のため失格となった。

前受けした真杉匠が、打鐘前2角まで誘導を使って先行態勢。山田庸平の落車を尻目に、犬伏湧也が最終ホームから単騎ガマシで主導権を握ると、真杉の番手まくりを懸命に踏み合わせて直線へ。最後は平原康多が鋭く中を割って突き抜けた。

平原は「厳しいメンバーだったが、真杉が頑張ってくれました。直線は余裕があった。体の調子が最近は良くなったが、少し間に合った感じ」と手応えを語った。

2車単(9)(1)は1530円、3連単(9)(1)(8)は1万4890円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)