諸橋愛(45=新潟)が1予6Rで自慢の切れを発揮した。

「小松崎(大地)君はいつもいい競走をしてくれる。番組を見て、後ろに行きたいなと思った」。前を任せた小松崎が、ホームから仕掛ける期待通りの走り。ワンツーこそならなかったが、諸橋は番手絶好のチャンスを逃さなかった。

優勝した1月松山F1以来となる勝ち星だ。その後は展開も向かず、奈良G3、高知G1全日本選抜とグレードレースで苦戦が続いた。「練習で修正点が見つかった。はまれば今回はいけるかなと思ったが感じはいい。1歩前進」と手応えを感じていた。