川口聖二が、一層のレベルアップを誓った。

 前橋寛仁親王牌で待望のG1デビューを果たし、1予では今回も参加している吉田敏洋の前で立派に発進役を務めた。が、最終的に4日間連に絡めず大敗。「結局、何もできずに終わってしまった感じ。充実感はなかったです。もっといろいろやりたかった」と、悔しそうに振り返った。それでも現状の力とトップ選手の差を肌で感じられたのは収穫だろう。「足りない部分がわかった。これからです」と決意を新たにしていた。約2カ月ぶりの白星で成長を見せつける。